トランプ氏、イスラエルの米大使館移転を半年間先送り

米国のトランプ大統領(右)とイスラエルのネタニヤフ首相

米国のトランプ大統領(右)とイスラエルのネタニヤフ首相

ワシントン(CNN) トランプ米大統領は3日までに、イスラエル・テルアビブに現在置く米大使館をエルサレムへ移す法案の発効を半年間保留する大統領令に署名した。

複数のトランプ政権高官筋と外交筋が明らかにした。エルサレムへの大使館移設はイスラエル政府が長年促していたもので、トランプ氏も昨年の米大統領選で当選した場合、実行すると約束していた。ただ、国際社会はエルサレムをイスラエルの首都とみなしていない。

トランプ政権高官は先月31日、大統領は移転の正当性を依然支持しているものの、中東和平交渉の今後の展望を踏まえ、パレスチナの怒りを買う措置に踏み切る時機ではないと判断したと指摘した。

米国では1995年、エルサレムへの大使館移転を促す法案が可決された。ただ、歴代大統領はこれまで実行を先送りする大統領令に年2回署名し続けてきた。

同高官は、大統領令に今回署名したことは移転に関する考えを覆したことを意味しないと説明。「単に時機の問題。(移転に関しては)仮定の問題でなく、時期の問題」との認識を示した。

トランプ氏は先月、イスラエルとパレスチナ自治区を訪問し、それぞれの首脳と会談。この際、パレスチナ和平交渉の実現は近付いているとも主張していた。パレスチナ自治政府のアッバス議長は米大使館の移設は和平交渉を瓦解(がかい)させると長年警告している。

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