代替案で無保険者2400万人増、厚生長官が反論 米

2017.03.15 Wed posted at 15:23 JST

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(CNN) 米議会予算局(CBO)が医療保険制度改革(オバマケア)の代替案として与党・共和党が発表した法案により保険に加入していない国民の数は2026年までに2400万人増えるとの試算結果を発表したことを受け、トランプ政権のプライス厚生長官は13日、ホワイトハウス前で記者団に、CBOの報告には全く同意できないと語った。

プライス長官は、試算結果が、規制緩和や各州への補助金で見込まれる加入者の増加を無視していると主張した。ただし、これらについて具体策はまだ発表されていない。

野党・民主党からは、CBOの試算結果を基に共和党案を改めて批判する声が上がった。同党のサンダース上院議員は、共和党案は医療保険から2400万人を締め出し、高齢の低所得者層が支払う保険料を引き上げ、富裕層には税制優遇措置を与えるひどい提案だと批判。「可決されれば何千人もの米国人が死に追いやられるだろう」と語った。

共和党案は上下両院で党内からも批判を受けている。保守派からはオバマケアとあまり変わらない「オバマケア・ライト」と呼ばれ、中道派はメディケア拡大措置の停止による影響などに懸念を示す。

これに対して賛成派の共和党議員らは「加入者から保険を取り上げようとしているわけでない。加入者自身の選択に委ねるだけだ」などと強調している。

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