大統領選介入、「プーチン氏の命令」 米当局が初の正式報告

2017.01.07 Sat posted at 11:16 JST

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ワシントン(CNN) ロシアがハッキングにより米大統領選に介入したとされる問題で、米情報当局は6日、この問題について初となる正式報告書を発表し、ロシアのプーチン大統領が選挙に影響を与えるための工作を命じたと結論づけた。民主党候補だったヒラリー・クリントン氏に打撃を与え、ドナルド・トランプ次期米大統領を利するのが狙いだったとしている。

工作では、複数の民主党関連団体や個人に対しハッキングを行い、第三者機関のウェブサイトを通じてその情報を公開していた。今回の報告書ではこの工作について、「米国主導の自由で民主的な秩序」を覆そうとするロシアの長年の取り組みを大幅にエスカレートさせたものだと指摘した。

去年の大統領選の期間中に行われたロシアのハッキングや、その背後にある動機について、米情報機関による評価が正式かつ完全な形で記述され公表されたのは今回の報告書が初めて。

報告書では、プーチン大統領が去年の米大統領選に影響を与えることを狙いとした工作を命じたとの評価を下した。米国の民主的な手続きに対する人々の信頼を失墜させると共に、クリントン氏を中傷し同氏の当選可能性に打撃を与えるのがロシアの目標だったとしている。さらに、プーチン氏やロシア政府はトランプ氏に肩入れする姿勢を鮮明にしていったとも指摘した。

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