トランプ氏、中小企業局長にプロレスWWEの女性創設者起用

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トランプ氏の政権移行チームが次期中小企業局長に起用するとしたリンダ・マクマホン氏

トランプ氏の政権移行チームが次期中小企業局長に起用するとしたリンダ・マクマホン氏

(CNN) ドナルド・トランプ次期米大統領の政権移行チームは7日、中小企業局長に米プロレス団体「ワールド・レスリング・エンターテインメント(WWE)」の前最高経営責任者(CEO)を務めた女性のリンダ・マクマホン氏を指名すると発表した。

トランプ氏は声明で、「リンダは世界規模のビジネスに助言を与えている米国ではトップの女性企業幹部の1人」とたたえ、「当初は13人で経営していたWWEを世界中で800人の従業員を抱える上場した国際企業に成長させることを助けた」と述べた。その上で、中小企業の擁護者となり米国の企業精神を国中に広げるだろうと期待した。

リンダ・マクマホン氏は7日、中小企業局長への起用に触れ、光栄に思うとの考えをツイッター上で示した。

同氏は夫のビンス・マクマホン氏と共にWWEを創設。2009年に同団体の職務から外れた後、コネティカット州で共和党候補として上院選に出馬したがいずれも敗れていた。

今年の米大統領選では8、9両月にトランプ氏の立候補を支援する「スーパーPAC」(政治活動委員会)に600万ドルを献金。ただ、一貫してトランプ氏支持だったわけではなく、予備選や党員集会の開催時期には同氏の女性に対する問題発言に異議を呈していた。

しかし、予備選などを終わった後にはAP通信の取材に、トランプ氏は共和党指名候補争いで意中の候補ではなかったとしながらも、強い支持を表明。「友人の関係を築けば、彼は最後まで友人に誠実。信じられないほど忠実な友人となる」とも語っていた。

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