移民登録制度、「日系人の強制収容が前例」 トランプ氏支持者

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両親と祖父母が米国によって強制収容されたというマーク・タカノ下院議員

両親と祖父母が米国によって強制収容されたというマーク・タカノ下院議員

トランプ氏の移民政策顧問クリス・カバ氏は移民登録制度について、危険度が高い国からの移民に重点を置いた国家移民登録制度になると話している。

第2次世界大戦では日本による真珠湾攻撃を受けて、日系米国人は戦争が終わるまで強制収容所に収容された。この時代は米国の民主主義における汚点とみなされている。

マーク・タカノ下院議員(民主党)は17日、トランプ氏に対してヒグビー氏の発言を非難するよう促し、自身の両親と祖父母が強制収容された歴史を「米国史上、最悪級の汚点」と位置付けて、「10万人以上の日系米国人が犯罪を犯していないのに罪に問われ、裁判を受けることなく収容されて所持品をはぎ取られた」と指摘した。

「次期政権にかかわる人たちが、トランプ政権で実行され得る政策の前例として私の家族の経験を持ち出すことに戦慄(せんりつ)を覚える。そうした発言は、多くの米国人がトランプ政権に対して抱く不安を裏付けるものであり、我が国の政策論議における警戒すべき人種主義や排外主義の台頭を反映している」。タカノ議員はそう警鐘を鳴らしている。

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