オバマ米大統領、広島を歴史的訪問へ

2016.05.10 Tue posted at 23:29 JST

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ワシントン(CNN) オバマ米大統領は今月下旬、現職の米国の大統領として初めて、同国の原子爆弾が投下された広島の被爆地を訪れる。ホワイトハウスが10日、明らかにした。

訪問は今月下旬のアジア歴訪の最後に追加される。オバマ大統領は就任当初から、第2次世界大戦末期に使われた原子爆弾で数万人の日本の市民が犠牲になったこの地を訪れることを希望しており、それが実現する形となる。

ホワイトハウスは今回の訪問の検討に当たり、オバマ氏の訪問が核兵器の使用に対する謝罪に相当する行為かどうかを注意深く見極めてきた。戦争の終結には核兵器の使用が必要だったと考える歴史家も多くいる。

ホワイトハウスはこれまで、米国は1945年8月の原子爆弾の使用について日本に正式な謝罪をする立場ではないとしている。だが複数の米当局者は、今回の訪問が核兵器による悲惨な破壊を人々に思い出させる契機になると語った。

ベン・ローズ大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)は10日、ブログサイトの「ミディアム」上で「オバマ大統領は第2次世界大戦末期の原子爆弾を使用するという決断を再考することはしない」「その代わり、我々が共有する未来に重点を置いた前向きなビジョンを示すだろう」と述べた。

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