米国務長官、G7で広島初訪問 原爆投下の謝罪はせず

2016.04.11 Mon posted at 09:54 JST

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広島(CNN) 米国のジョン・ケリー国務長官が主要7カ国(G7)外相会合に出席するため広島市に到着した。核兵器を戦争に使用した唯一の国である米国の国務長官が被爆地広島を訪れるのは初めて。

米国が第2次世界大戦中の1945年8月に投下した原爆のため、広島では約14万人が死亡し、3日後に長崎に投下した原爆では約7万人が死亡した。戦争は間もなく終結した。

しかしケリー長官に同行している国務省高官によると、ケリー長官が今回の広島訪問で米国による核兵器の使用や原爆がもたらした惨状について謝罪する予定はない。

国務省高官は、「米国務長官が謝罪のため広島に来たのかと尋ねられれば、答えはノーだ」「国務長官、そしてすべての米国人と日本人が、これほど多くの我々の国民に降りかかった悲劇に深い悲しみを覚えるかといえば、答えはイエスだ」と語った。

ただ、国務省のトナー報道官によれば、ケリー長官は今回の訪問を利用して、戦争中に「多大な人命が失われたことを認識する」意向だという。

ケリー長官や参加国の外相は、核不拡散の象徴となってきた平和記念公園や慰霊碑、広島平和記念資料館を訪れる。

トナー報道官は、「これは第2次世界大戦の終結以来、米国と日本が最も親しい友好国になり、強力な同盟国になったことの確認でもある」と強調した。


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