ノースダコタ州の代議員投票、クルーズ氏有利か 米大統領選

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テッド・クルーズ上院議員。ノースダコタ州での代議員投票の結果に手応えを示した

テッド・クルーズ上院議員。ノースダコタ州での代議員投票の結果に手応えを示した

ノースダコタ州ファーゴ(CNN) 今秋の米大統領選に向けた候補指名争いで共和党は3日、ノースダコタ州での投票で25人の代議員を選出した。テッド・クルーズ上院議員に有利な結果が出た模様だが、同州の代議員は共和党全国大会で特定の候補者に縛られずに自由に投票できるため、情勢は不透明となっている。

代議員25人のうち8人はクルーズ氏に、1人は実業家のドナルド・トランプ氏に投票する意向を表明している。だが他の代議員は全国大会での投票計画について明言を避けた。

同州の代議員を構成するのはジャック・ダルリンプル州知事やその夫人、ウェイン・ステネジェム州司法長官ら。

同州の選挙戦に多くの時間と資金を費やしてきたクルーズ陣営は3日夕、投票結果について、明確に同陣営の勝利だとする声明を発表。「ノースダコタの共和党有権者の信任を得ることができ興奮している。大きな勝利をもたらしてくれた」「トランプ氏を破るのが全国大会の前になるかその最中になるかは分からないが、ノースダコタの代議員の大半の支持を得られたことで勢いをもらった」などと述べた。

同州の代議員は特定の候補に拘束されないため、いずれの陣営に対しても正式な支持は表明していない。それでも各陣営は勝利宣言を可能にするような期待感の醸成に努めた。

トランプ氏のアドバイザー、バリー・ベネット氏はCNNに対し、強力なロビー活動の結果、25人の代議員の「多数」はトランプ氏寄りだとの見方を示した。

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