ISIS掃討に「勝算あり」 米軍トップにインタビュー

2014.10.16 Thu posted at 15:28 JST

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(CNN) 米軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長は15日、CNNとの単独インタビューに応じ、イスラム過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の掃討作戦について勝算はあると言明するとともに、大規模な地上戦闘部隊のイラク派兵については予想していないと述べた。

イラクで勢力を広げるISISが首都バグダッドを占領する可能性について問われると、デンプシー議長は「そんな事態にはなっていない」との見方を示すとともに「バグダッド陥落を防ぐためにイラク側を支援できる自信がある」と述べた。

イラク軍にはさらなる訓練が必要ではあるものの、バグダッド周辺に展開するイラク軍は、しっかりした防御を構築しているという。

議長は、イラクには当面、地上部隊を派遣する必要性はないとの考えを示した。ただし、事態の進展によって必要になれば、オバマ大統領に派兵を進言するとも付け加えた。

デンプシー議長はISISについて「国家安全保障上の脅威」だと強調するとともに、空爆だけではISISを打倒することはできないと付け加えた。それでも議長はISISとの戦いで「われわれは正しい道をたどっている」と述べた。

議長はISISが勢力を拡大した理由として、イラク政府の責任が大きいと指摘。イラク政府が故意に宗派対立的な政策を選び、あらゆる国民のグループを敵に回したせいで、軍や警察に対する訓練や地元レベルでの密な交流といった米国側の努力が無駄になり、そのことがISISがイラクで勢力を拡大することにつながったとの見方を示した。

デンプシー議長はインタビューの中で、ISISへの軍事作戦名が「固有の決意」であることも明らかにした。

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