米国はイラクで嘘をついてきた 外交公電暴露の米兵が非難

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マニング受刑者が米軍の情報統制などを非難

マニング受刑者が米軍の情報統制などを非難

具体例として、2010年に行われたイラクの選挙の際は選挙の成功を伝える記事が氾濫(はんらん)したと述べ、「米軍の作戦により、安定した民主的なイラクを創り出すことに成功したと思わせた。しかし現地に駐留していた我々は、もっと複雑な現実を強く認識していた」と振り返る。

マニング受刑者は、治安部隊が「マリキ首相のために」反対派を弾圧したという情報を日常的に入手し、「そうした不正選挙に米軍が加担していたことにショックを受けた」という。しかし米国のメディアがそうした実態を伝えることはなかったとしている。

さらに、記者を米軍に同行させる慣行にも矛先を向け、「記者たちは取材ができなくなることを恐れ、物議をかもしそうな報道を避ける傾向にある」と警鐘を鳴らした。

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