米海軍、最新型の対潜哨戒機を沖縄に配備

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
対潜哨戒機「P―8Aポセイドン」=米海軍提供

対潜哨戒機「P―8Aポセイドン」=米海軍提供

(CNN) 米海軍はこのほど、次世代対潜哨戒機の「P―8Aポセイドン」2機を沖縄の嘉手納基地に配備した。

海軍は従来の対潜哨戒機P―3Cオライオンから、より高性能のP―8Aポセイドンへの切り替えを進めている。P―8は乗員9人で魚雷や巡航ミサイル、爆弾などを積み、より高い高度まで飛ぶことができる。

東アジアでは最近、中国が防空識別圏の設置を発表したのに対し、米国、日本、韓国がそれぞれ圏内へ自国機を飛行させるなど緊張が高まっているが、P―8配備は海軍による長期計画の一環とされる。海軍は「特定の脅威に基づいた配備ではない」と説明している。

海軍で哨戒任務の指揮を執るマット・カーター少将は、「世界で潜水艦の数が急増している。各国が探知の難しい静かな潜水艦の開発や購入を進めているため、これに対抗する必要がある」と述べた。

米国からはバイデン副大統領が訪日中。副大統領はこの後、中国、韓国の歴訪を予定している。

「USA」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]