アフガン駐留米軍、今後1年内に3万4千人縮小

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オバマ大統領、一般教書演説(1)

(CNN) オバマ米大統領は14日までに、アフガニスタン駐留米軍を来年2月までに約3万4000人削減する計画を明らかにした。12日の一般教書演説で表明した。

現在の派遣規模は約6万6000人で半減以上となる。オバマ氏は今年1月、訪米したカルザイ・アフガン大統領と首脳会談し、アフガン側への戦闘権限などの移譲を加速させることで合意。当初は今年半ばからと想定されていた全土規模での戦闘権限への移譲を今春から開始することも決まった。

3万4000人の削減計画についてアフガン国防省報道官は歓迎の意向を表明し、治安責任を担う準備は完全に出来ていると述べた。アフガンの反政府武装勢力タリバーンも同様に歓迎しながらも、「政府の支配や選択の権利、主権はアフガン国民に委ねられるべきだ」と外国軍の全面撤収を要求する声明を発表した。

米政府はアフガン駐留米軍の戦闘任務を2014年末までに終結させたい意向で、同年以降に継続駐留させる兵力の規模の検討を進めている。最大で1万5000人からゼロまでなどの選択肢が浮上している。

米政府当局者は12日、CNNに対し米国とアフガンの国際治安支援部隊(ISAF)を主導する北大西洋条約機構(NATO)諸国は今年3月までに、アフガン軍が全ての治安任務を引き受けることを発表するとの見通しを示した。この宣言は当初、今年夏に予定されていた。アフガン軍は現在、全土での作戦の約9割を主導しているという。

オバマ政権によるアフガンからの撤退は国内世論の動向などを踏まえたもので、米紙ワシントン・ポストは12日、登録済み有権者の80%がアフガン軍事作戦の終了を支持したとの世論調査結果を伝えた。

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