米CDC、「極めて高い」感染レベルに6カ国・地域を追加
(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は23日、世界各地の新型コロナウイルス感染リスクを4段階に分類したリストを更新し、カリブ海の島国バハマとハイチなど6カ国・地域をレベル4の「極めて高い」カテゴリーに引き上げた。
新たにレベル4に追加されたのはほかにコソボ、レバノン、モロッコと、カリブ海のオランダ領シント・マールテン。いずれもこれまではレベル3の「高い」カテゴリーに入っていた。
CDCの基準では、直近28日間の感染者が10万人あたり100~500人でレベル3、500人を超えているとレベル4に分類される。
レベル3の国・地域には「ワクチン接種が完了していない場合、不要不急の渡航を避けるべき」、レベル4になると「渡航を避けるべきで、やむを得ず渡航する場合は接種完了が条件」とされる。
バハマの首相は21日、一部の地域で午後8時から午前5時までの外出を禁止した。ハイチでは14日に大規模な地震が発生し、首相が復興過程での感染リスクに注意を呼び掛けている。
23日の更新では、レベル3にも国や地域が追加された。アルバニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルネイ、リヒテンシュタインがレベル1から、ブルガリアとセルビアがレベル2から引き上げられた。グリーンランドと英領ガーンジーは「レベル不明」からレベル3となり、パラグアイはレベル4から1つ引き下げられた。