宇宙から見たベネチア運河、新型コロナで様子一変 衛星画像

伊ベネチアの今年4月の衛星画像。運河を航行する船舶の姿がほとんど見られない/ESA

伊ベネチアの今年4月の衛星画像。運河を航行する船舶の姿がほとんど見られない/ESA

(CNN) 欧州宇宙機関(ESA)は17日までに、イタリアの観光名所ベネチアを宇宙から撮影した去年と今年の衛生画像を公開した。新型コロナウイルスの流行によって有名な運河が一変した様子が浮き彫りになった。

2つの画像はそれぞれ今月13日と昨年4月19日に撮影されたもので、新型コロナウイルスの流行が始まって以来、ベネチアの運河からボートが激減した様子が捉えられている。

ベネチアはアドリア海の内湾に位置するイタリア北東部の都市。市内に張り巡らされた運河で名高い。

約1年前の2019年4月19日の様子/ESA
約1年前の2019年4月19日の様子/ESA
2020年4月13日の様子/ESA
2020年4月13日の様子/ESA

例年は観光客でごった返すが、今年はイタリア当局が3月8日にロックダウン(都市封鎖)を発表して以降、ほぼ人影が絶えた。

これが市内の交通状況にも影響を与えたようで、昨年4月の画像では数十隻のボートが運河に浮かぶ様子が見て取れるが、今週の画像ではボートはめっきり少なくなった。

一連の画像はESAの人工衛星「センチネル2」が撮影した。同衛星は欧州委員会による「コペルニクス計画」の一環として運用されており、地球観測や自然環境の変化の観測を担っている。

イタリアは新型コロナウイルスの流行による打撃が最も深刻な国のひとつ。

米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、16日時点で新型コロナウイルス感染症によるイタリアの死者は2万1645人、感染者は16万5155人に上る。

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