かつては「女人禁制」 高野山で巡礼の旅を楽しむ

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静かな森林の中で、ハイキングが楽しめる

静かな森林の中で、ハイキングが楽しめる

1872年に明治新政府が僧侶も自由に妻や子を持つべきと宣言し、この頃に高野山の女人禁制も解かれた。

女人道は所要時間6~7時間のハイキングコースで、いくつかの短いコースに分けることも可能だ。高野七口と呼ばれる高野山の伝統的な7つの入口を結ぶこの道は、静かで、歩いている間に出会ったハイカーは10人に満たなかった。

所要時間約3時間の短いコースを選び、高野山のはずれにある不動坂口女人堂から出発。不動坂口女人堂は、女性巡礼者のための籠り堂として建てられた7つの女人堂の1つだ。

高野山の総門である大門を通過し、弘法大師の御廟(ごびょう)がある奥之院(おくのいん)の入口近くでハイキングを終えた。奥之院は、世界で最も美しい墓地の1つだろう。杉の木が立ち並ぶ石畳の参道には、20万基以上の墓石や記念碑が林立する。

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