これなしでは生きられない、絶品日本食25選 <後編>

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タコライス

沖縄発祥のタコライスは、白いご飯の上にひき肉、チーズ、レタス、トマトをのせ、その上にトマトベースのサルサ(ソース)をかけた料理だ。

タコスの皮のパリパリとした食感はないが、タコスの味が日本米と見事に調和し、夏の暑い時期に最適な料理が誕生した。

1956年創業の「チャーリー多幸寿」は長年、沖縄に駐留するアメリカ人に人気の店だ。同店は、沖縄で最初のタコス専門店と言われている。

鍋は、日本の大勢で食べる食事を具現化した料理といえる。

その鍋料理の中で最も人気の高いのがおでんだ。おでんは冬の間、コンビニでも売られている。

沸騰するおでん鍋の中に入っているのは、さまざまな魚肉練り製品や豆腐を揚げた食品、中に具が詰まった食品など、粘り気、弾力性、歯応えがある食品が多い。他にも厚切り大根、こんにゃく、固ゆで卵、牛すじや、ウインナーソーセージまで入っており、すべての具材においしい昆布ベースのだし汁が染み込むまでじっくり煮込む。

東京・墨田区にある「割烹 吉葉」では、魚、肉、野菜を一緒に煮込み、最後はうどんや卵で締める高カロリーの鍋料理、ちゃんこ鍋が味わえる。

卵焼き/だし巻き卵

日本では、卵は、丼物の上にのっている半熟のスクランブルエッグやオムライス、さらにマグロユッケなどに入っている生卵など、さまざまな使われ方をする。

しかし、最も愛されている卵料理は、溶き卵に少量のだし汁を加えて作るシンプルな卵焼きだろう。

日本の弁当や、全国のコンビニで売られている手ごろな寿司には冷めた硬い卵焼きが入っているが、一流料亭の出来立てのだし巻き卵は絶品だ。絹のような滑らかさと枕のような柔らかさ、そしておいしいだしから来る深い味わいが楽しめる。

恵比寿の「うどん山長」ではそんなだし巻き卵が楽しめる。同じだし汁を使ったうどん料理もおすすめだ。

たい焼き

日本は、見た目が美しい菓子やケーキで有名だが、不思議なことに、最も有名な日本の伝統的なおやつの一つは鯛の形をしている。

たい焼きは、中にあんこ、チョコレート、クリームが入ったワッフルのような焼き菓子で、たまにチーズが入っているものもある。

100年前、本物の鯛が買えない庶民にたい焼きが紹介され、この形が定着した。

池袋西武百貨店の地下にあるたい焼き屋「味咲き」には、朝から晩まで客の長い行列ができる。

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