ファーウェイCFO、米と司法取引 22年後半まで訴追延期

ファーウェイの孟晩舟CFOが米当局との司法取引で合意した/Darryl Dyck/Bloomberg/Getty Images

ファーウェイの孟晩舟CFOが米当局との司法取引で合意した/Darryl Dyck/Bloomberg/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・最高財務責任者(CFO)と米司法省は24日、2022年後半まで米国での訴追を延期する司法取引で合意した。その後は訴追が取り下げられる可能性がある。

今回の合意により、孟氏は中国に帰国できるようになる。米国と中国、カナダの関係を複雑化させてきた3年近い争いが終わりを迎える可能性もある。

米国側の主張の中心は、孟氏がファーウェイとイランの関連会社スカイコムとの関係について、英銀HSBCに虚偽の説明をしていなかったかという点にあった。米国によると、HSBCは制裁違反のリスクを冒していた可能性がある。

孟氏はニューヨーク市ブルックリンの法廷にリモート出廷し、銀行詐欺の共謀、銀行詐欺、通信詐欺の共謀および通信詐欺の罪状について無罪を主張した。

ただ、孟氏は司法取引の一環で、訴追延期合意に示された事実関係を認めた。法廷文書によると、ファーウェイとスカイコムの関係についてHSBCに虚偽の説明をしたことも認めたという。

米検察は24日の声明で、「孟氏は訴追延期合意を結んだことで、世界的な金融機関をだます計画の実行で中心的な役割を果たした責任を認めた」と述べた。

米検察は裁判所に対し、両当事者が22年12月1日までの訴追延期で合意したことを明らかにした。孟氏が合意の条項を順守した場合、米政府はこの日に訴追を取り下げる方針。

孟氏は18年12月、米政府の要請によりカナダ・バンクーバーの空港で逮捕された。その後は米国への身柄引き渡しに関する手続きがカナダの裁判所で進むなか、バンクーバーの自宅で軟禁生活を送っていた。

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