中国軍機24機が台湾の防空圏に、TPP申請直後 「いじめ」発言も

台湾国防部が公開した中国のJ16戦闘機。撮影地点は明かされていない/Taiwan Defense Ministry

台湾国防部が公開した中国のJ16戦闘機。撮影地点は明かされていない/Taiwan Defense Ministry

台湾・台北(CNN) 中国軍機計24機が23日、台湾の防空識別圏(ADIZ)に進入した。中台間の緊張が高まったこの2年で3番目に多い機数での進入となる。

爆撃機や戦闘機、対潜機、早期警戒管制機を含む中国軍機は、2つのグループで台湾のADIZに進入。まず19機、続けて5機が飛来した。

台湾国防部が発表した地図には、H6爆撃機を含む中国機が台湾南部周辺を飛行し、同島の東側に向かう様子が示されている。

国防部によると、台湾は無線による警告を発したほか、中国軍機の活動を監視するため防空ミサイルシステムを展開させた。

今回の進入では台湾沿岸から12カイリの海域上空が侵犯される場面はなかった。

台湾はこの前日、「包括的および先進的な環太平洋経済連携協定(CPTPP)」への参加を正式に申請していた。

一方、中国外務省は台湾の申請への強い反対を表明。趙立堅報道官は「我々はあらゆる国家と台湾地域の公的なやり取りに断固反対する。公的な性質を持つあらゆる協定や組織への台湾の参加に断固反対する」と述べた。

70年以上前の内戦終結で敗れた国民党が台北に逃れて以来、台湾と中国本土は別々の政府によって統治されてきた。中国共産党が台湾を統治したことは一度もないものの、中国政府は台湾を不可分の領土とみなしている。

台湾外交部は声明で、国際貿易協定への参加のような問題については台湾が自己決定できるべきだと指摘。「中国政府は国際社会で台湾をいじめたいだけであり、海峡間の関係の緊張激化は中国政府に責任がある」との認識を示した。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]