中国テンセント、4~6月期は増収増益 アプリ禁止への対応に追われる

米国は、テンセントのアプリ「ウィーチャット」を禁止する方針を表明している/Drew Angerer/Getty Images

米国は、テンセントのアプリ「ウィーチャット」を禁止する方針を表明している/Drew Angerer/Getty Images

香港(CNN Business) 中国のIT大手、騰訊(テンセント)が12日発表した2020年4~6月期の決算は、純利益が前年同期比28%増の300億元(約4600億円)超、売上高が同29%増の1149億元だった。

ただ、トランプ米大統領は同社のメッセージアプリ「ウィーチャット」を禁止する方針を示しており、経営陣は禁止令の内容と影響の見極めに追われている。

テンセント経営陣は投資家向けの決算報告で、トランプ氏が先週発出した大統領令に言及。同アプリの中国版である「ウェイシン」は禁止措置の対象にならないとみられると再三強調した。

テンセントの馬化騰(マーフアテン)会長兼最高経営責任者(CEO)は「これら2つの製品は異なる」と指摘。ウェイシンは中国本土のユーザー向けのチャットアプリだが、姉妹製品のウィーチャットは本土以外のユーザーが対象だとしている。

テンセントによると、ウィーチャットとウェイシンは合わせて12億人以上の月間アクティブユーザーを抱える。アプリごとのユーザー数は明らかにしていないが、アナリストからは、ウェイシン利用者の大多数は中国内にいるとの見方が出ている。

アナリストの間では、トランプ氏の大統領令により、テンセントが米国内で展開するゲーム事業が影響を受ける可能性があるとの懸念も聞かれる。

ただ、テンセントは、ゲーム事業に影響はないと示唆。「我々の当初の解釈や、その後の報道を基にすると、大統領令の焦点はウィーチャットであり、それ以外の米国事業は対象になっていない」と述べた。

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