米ペイパル、暗号資産「リブラ」への参加見送り

ペイパルが「リブラ」運営団体への参加を見送ると表明した/Shutterstock

ペイパルが「リブラ」運営団体への参加を見送ると表明した/Shutterstock

ニューヨーク(CNN Business) インターネット決済大手の米ペイパルは、米フェイスブックが主導する暗号資産(仮想通貨)「リブラ」の運営団体について、参加を見送ると明らかにした。

リブラの発行や運営を行う「リブラ協会」には計28の団体・企業が「創設メンバー」として参加し、独立してリブラの監督を行う計画になっていた。

ペイパルの広報担当は声明で、現時点でのリブラ協会への参加の見送りを決めたと述べた。金融サービスへのアクセスの民主化の取り組みを続けるなかで、既存の目標や事業を進めることに引き続き注力するとしている。ペイパルはまた、リブラの「大志」については依然として支持しているとした。

フェイスブックはリブラが金融サービスへのアクセスの向上につながる可能性があると主張している。しかし、6月にリブラを発表して以降、消費者のプライバシーやテロなどの資金洗浄に使われる可能性、通貨に対する主権などについて規制当局から懸念する声が出ている。

リブラ発表の数カ月前、リブラ協会は創設メンバーを集め、2020年に予定しているリブラのサービス開始後に少なくとも100の組織が参加するとの計画を明らかにしていた。創設メンバーは拘束力のない趣意書に署名し、それぞれ最大1000万ドルを拠出するとしていた。

しかし、初めから、公式な参加については保留するかもしれない姿勢を示すようなメンバーもいた。

マスターカード幹部はCNN Businessの取材に対し、規制当局が望んでいるものについて敬意を表し、すべての規則に準拠しているならば、リブラを支持するとの方針を明らかにしていた。

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