インスタグラムの共同創業者2人が辞職を表明

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ケビン・シストロムCEO(左)とマイク・クリーガーCTO=2012年/BEN GABBE/WIREIMAGE/GETTY IMAGES

ケビン・シストロムCEO(左)とマイク・クリーガーCTO=2012年/BEN GABBE/WIREIMAGE/GETTY IMAGES

香港(CNNMoney) 米フェイスブック傘下の写真共有アプリ「インスタグラム」の共同創業者であるケビン・シストロム最高経営責任者(CEO)とマイク・クリーガー最高技術責任者(CTO)がそろって辞職を表明した。

シストロム氏とクリーガー氏は2010年にインスタグラムを創業して大成功を収めた。同社は12年にフェイスブックに買収された後も目覚ましい発展を続け、動画投稿などの新機能を次々に追加してきた。

シストロム氏は24日深夜、ブログに「しばらく休んで自分たちの好奇心と創造性を改めて探ろうと思う」と投稿。「新しい物をつくり出すには一歩下がって、自分たちがどこからひらめきを得るのかを理解し、それを世界の需要と突き合わせる必要がある。それをするつもりだ」と表明した。

また、今後はクリーガー氏とともに「十億人のユーザーの中の2人」として、インスタグラムとフェイスブックの将来に期待すると書き込んだ。

フェイスブックのザッカーバーグCEOは声明で、両氏を「素晴らしいプロダクト・リーダー」と称賛し、「2人が次に何をつくるのか、それを見るのが楽しみだ」と述べた。

2人が実際に職を退く時期は不明。米ブルームバーグ通信は、両氏がインスタグラムの方向性をめぐる意見でザッカーバーグ氏と対立したために辞職すると伝えた。

フェイスブックがユーザー情報の扱いや偽情報の拡散をめぐる問題で相次ぐ危機に直面するなか、同社の中でインスタグラムの重要性は増している。

フェイスブックが14年に買収したメッセージ交換アプリ「ワッツアップ」では創業者2人のうち1人が昨年、もう1人が今年4月に辞職した。

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