中国、サッカー・アルゼンチン代表の2試合を中止 メッシ欠場めぐる騒ぎで

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ヴィッセル神戸との試合に出場したリオネル・メッシ/Eugene Hoshiko/AP

ヴィッセル神戸との試合に出場したリオネル・メッシ/Eugene Hoshiko/AP

香港(CNN) 中国で予定されていたサッカー・アルゼンチン代表の2試合が中止された。中国では、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ選手が今月、所属先の米インテル・マイアミと香港選抜の試合に欠場したことに対する反感が強まっている。

アルゼンチン代表チームは来月、中国の杭州市でナイジェリア、北京市でコートジボワールとの親善試合を予定していた。

だが杭州市のスポーツ当局が9日、SNS「微信(ウィーチャット)」上で、試合は「だれもが知る理由」により中止されたと発表。試合開催の機が熟していないために中止が決まったと述べた。

これに続いて北京市のサッカー協会も同日、同市での試合の中止を発表した。メッシ選手の試合について多くの質問が寄せられているとしたうえで、「北京は当面、メッシが出場する関連競技の開催を予定していない」と表明した。

メッシ選手が4日、香港での親善試合でピッチに登場しなかったことに対し、観客からはブーイングや返金を求める声が集中した。同選手は故障でやむなく欠場したと説明したが、非難は強まるばかりだった。

メッシ選手が数日後、日本での親善試合には出場したことで、「中国への侮辱」と憤慨する声がさらに広がった。

香港の試合を主催したタトラー・アジア社は、チケット代を半額返金すると発表した。

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