米軍が捉えたUFO? 円盤形の「未確認異常現象」の映像、ジャーナリストが公開

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円盤形の「未確認異常現象」捉えた映像が公開

(CNN) ジャーナリストでUFO(未確認飛行物体)愛好家のジェレミー・コーベル氏がこのほど、円盤形の未確認異常現象(UAP)を捉えた映像を公開した。2020年に米軍が撮影した映像とされる。

コーベル氏は「この映像に関して本当に興味深いのは、何が見えて、何が見えないかという点だ。最初はただ象徴的な形状だけが見える。(UFO襲来をテーマにした)映画『NOPE/ノープ』のようだったと言わねばならない」と振り返る。

コーベル氏は調査報道を手掛けるジャーナリストで、特にUFOに関心を寄せる。コーベル氏と師匠格のジョージ・ナップ氏は円形の異常物体を捉えた映像を入手し、ポッドキャスト「ウェポナイズド」で公開した。

コーベル氏によると、映像を見やすくするためにAI(人工知能)を使用して高画質化したという。「我々はAIを使って高画質化を試みた。明らかに、上部に何らかのグレア(まぶしさによって不快感を生じたり周囲の物が見えにくくなったりする現象)が発生していたからだ。スクリーンに撮影され、近くに光源があったのだろう」(コーベル氏)

さらに「極力明確にしておきたいが、私はこれがUFOだと言っているわけではない。米政府は20年11月23日に映像が撮影されて以来、『雲の間を飛行するUAPの円盤』と位置づけている」と指摘した。

CNNはコーベル氏の主張について独自に確認できておらず、米国防総省は映像の信ぴょう性に関するCNNの質問に回答しなかった。

ただ、コーベル氏の以前の仕事は、UAPに関する議会公聴会で取り上げられたこともある。

コーベル氏は、今回の物体が典型的なUAPの形状とされる「円盤形」をしている点を強調。形状以外に目を引く二つ目の特徴として、特徴的な動きも挙げた。映像の左側に向かって飛行していた物体は突如、右旋回しており、「知能による制御を受けているように見える」という。さらに三つ目の最も興味深い点として、熱源の存在を示す「熱紋」が確認できない点を挙げた。

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