グウィネス・パルトローさんが出廷、2016年のスキー事故巡る裁判始まる

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グウィネス・パルトローさんが関与した2016年のスキー事故の裁判が始まった/Image Press Agency/NurPhoto/Shutterstock

グウィネス・パルトローさんが関与した2016年のスキー事故の裁判が始まった/Image Press Agency/NurPhoto/Shutterstock

(CNN) 米女優のグウィネス・パルトローさんが関与した2016年のスキー事故を巡る裁判が21日、米ユタ州の裁判所で始まった。パルトローさんもその場に居合わせる中、法廷で冒頭陳述が行われた。

パルトローさんを訴えたテリー・サンダーソンさん(76)は、パルトローさんに衝突されたことで重大なけがをしたと主張。事故は16年2月、両者ともユタ州の山でスキーをしていた際に起きたという。

CNNはサンダーソンさんが裁判所に提出した文書を19年に入手した。その中でサンダーソンさんはディアバレー・リゾートでスキーをしていたところ、「コントロールを失った」とされるパルトローさんが「激しく激突してきたことで脳が損傷を受けたほか、肋骨(ろっこつ)を4カ所骨折するなどの重傷を負った」と訴えている。

またパルトローさんとインストラクターが事故の後自身を治療せず、その場を去ったとも主張する。

パルトローさんは元検眼医のサンダーソンさんに対抗訴訟を起こし、スキーで突っ込んでこられたのは自分の方だと反論している。

この対抗訴訟によれば、休暇中のパルトローさんが家族とスキーを楽しんでいると、山側にいた原告が自分の背中に突っ込んできたという。全身に衝撃を受けたパルトローさんが原告に怒りの言葉を発すると、原告は謝罪した。気持ちの収まらないパルトローさんはまだ午前中だったにもかかわらず、その日のスキーを切り上げたとしている。

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