オバマ元大統領、エミー賞受賞 ドキュメンタリーのナレーションで

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オバマ元大統領がドキュメンタリー番組のナレーションで、クリエーティブ・アーツ・エミー賞を受賞した/Courtesy of Netflix

オバマ元大統領がドキュメンタリー番組のナレーションで、クリエーティブ・アーツ・エミー賞を受賞した/Courtesy of Netflix

(CNN) オバマ元米大統領がドキュメンタリー番組のナレーションで、米テレビ界のアカデミー賞とも呼ばれるエミー賞の技術部門、クリエーティブ・アーツ・エミー賞を受賞した。3日に授賞式が開かれた。

オバマ氏は米ネットフリックスの番組「グレイト・ナショナルパーク 驚きに満ちた世界」でナレーターを務めた。

同氏とミシェル夫人が設立した制作会社「ハイヤーグラウンド」が手掛けた5回シリーズのドキュメンタリーで、世界各地の国立公園や野生生物を紹介している。

歴代大統領でエミー賞を取ったのは、在任中の1956年に名誉賞を受賞したアイゼンハワー氏に続く2人目。

オバマ氏はこれまでに2回、回顧録の朗読アルバムで音楽分野の最高峰とされるグラミー賞を取っている。映画分野のアカデミー賞、演劇分野のトニー賞を合わせた4冠のうち、これで2つを手にしたことになる。今までに4賞をすべて制覇したのは女優リタ・モレノ、ソウル歌手ジョン・レジェンドら17人しかいない。

この日は俳優の故チャドウィック・ボーズマン氏にも賞が贈られた。米アニメ「ホワット・イフ...?」で担当した吹き替えが評価された。同氏は2020年にがんで亡くなった。

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