空港の警官に翻訳アプリで援助求める ベラルーシ陸上選手、CNNに1週間の経緯語る

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空港の警官に携帯電話の翻訳アプリを使って助けを求めたという/Issei Kato/Reuters

空港の警官に携帯電話の翻訳アプリを使って助けを求めたという/Issei Kato/Reuters

質問:今月2日の空港への移動についてもっと話してもらえますか?

チマノウスカヤ選手:私に空港まで同伴した男たちが2人いた。1人はわれわれのベラルーシオリンピック委員会の代表で、2人目は私たちのチームの誰か、多分医師か心理学者だろう。2人とも私には何も話さず、単に私のスーツケースを運び、私を空港に連れて行っただけだ。

飛行機に搭乗しないとあなたに決断させたものは何か?

車に乗り込む前に、私の祖母が電話をしてきた。彼女は私にとってベラルーシが安全な場所ではないとして、私がベラルーシに戻るべきではないと言った。(国営)テレビで私について良くないことが言われているというのが理由だ。私が病気で、精神的な問題を抱えていると。

私の両親は、私のことについてもしテレビがそういうことを言うならば、ベラルーシの自宅に戻ることはほとんどあり得ないと理解してくれていた・・・どこに連れていかれるか分からず、多分刑務所か、もっとあり得るのは精神病院でしょう。

空港では、私の携帯電話の翻訳アプリを用い、援助を必要としていると打ち込んだ。警察官を見つけて、私の携帯電話を彼に見せた。

インスタグラムへ投稿した結果、こうしたことが起きると想像しましたか?

いいえ。私の了解なしに私がリレー種目に出場すべきとするコーチたちの決断に、私は同意しませんでした。

彼らと話し合おうとした時は無視されました。私のトレーナーたちは、私を自宅へ送り返すという決定がコーチたちによるものではなく、そうするようにコーチたちが指示されていたと言っています。トレーナーたちは誰が私を送り返せとコーチたちに命じたかについては話してくれませんでした。

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