韓国のテレビ局が謝罪、五輪開会式の中継で「言い訳できない過失」

開会式会場で運ばれる五輪旗/Antonin Thuillier/AFP/Getty Images

開会式会場で運ばれる五輪旗/Antonin Thuillier/AFP/Getty Images

ソウル(CNN) 韓国のテレビ局MBCは26日までに、東京オリンピック(五輪)の開会式の中継で、参加国を紹介する際に不適切な画像やテロップが使われたとして謝罪した。

テレビ向けに作られたショーは、一部の視聴者にとって、なじみのない国々や選手についてより深く知るための入り口だ。しかし、そうした知識の差を埋めようとして、MBCはいくつかの国を表現するのに侮辱的な固定概念を使用してしまった。

ハイチの選手団が競技場に入って来た際に画面上に出されたテロップには、「大統領の暗殺によって政局は霧の中」と書かれていた。

シリアの入場時には「豊富な地下資源。内戦が10年にわたって続いている」と出た。

マーシャル諸島を紹介するテロップには「米国のかつての核実験場」と書かれていたほか、ウクライナの選手が入場する際にはチェルノブイリ原発事故の画像が使われた。

イタリアの入場時にはピザの画像が使われたほか、ノルウェーのときにはサーモンの切り身の画像が映された。ルーマニアの入場にはドラキュラの画像が、エルサルバドルのときは暗号資産(仮想通貨)のビットコインの画像が使われた。

こうした手法にはSNS上で批判の声が上がった。

MBCは関係各国や視聴者に対して公式な謝罪を行った。使用した画像やテロップについては視聴者に入場国について理解がしやすくなるように意図したものだったとしたが、各国に対する熟慮に欠け、調査も不十分だったと認め、「言い訳できない過失」と述べた。

MBCは、編集過程のすべての再調査を約束している。

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