俳優クリストファー・プラマー氏死去、91歳 「サウンド・オブ・ミュージック」

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俳優クリストファー・プラマー氏死去、91歳

(CNN) 美声で鳴らしたオスカー俳優のクリストファー・プラマー氏が5日、米コネティカット州の自宅で死去した。91歳だった。代表作はミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」。

長年の友人でマネジャーを務めるルー・ピット氏はCNNに声明を寄せ、「クリスは並外れた男で、自分の仕事を深く愛し尊重していた。古き良き服装マナーに自虐的ユーモア、音楽のような言葉を兼ね備えていた」と言及。カナダ人としてのルーツを大切にしていたとも振り返った。

プラマー氏は1965年の映画サウンド・オブ・ミュージックでフォン・トラップ大佐を演じ、女優ジュリー・アンドリュース氏と共演。2010年の「人生はビギナーズ」でアカデミー賞助演男優賞を受賞したほか、最近では18年の「ゲティ家の身代金」で再びアカデミー賞候補になった。

旺盛な仕事ぶりは80歳代半ばになっても続き、19年には殺人ミステリー映画の「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」に出演した。このほか「インサイダー」や「スタートレックVI 未知の世界」、声優として出演したピクサーのアニメ映画「カールじいさんの空飛ぶ家」でも忘れがたい役を演じた。

舞台俳優としても活躍し、74年に「シラノ」、25年近く後に「バリーモア」でそれぞれトニー賞を受賞した。

プラマー氏はカナダ・トロント生まれ。シェイクスピア俳優として訓練を積み、1950年代にブロードウェーでのキャリアに乗り出した。サウンド・オブ・ミュージックの成功については、後年の回顧録で複雑な思いを吐露したこともある。

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