木村花さん死去、ネット上の誹謗中傷の規制検討へ

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死亡したプロレスラーの木村花さん。SNS上で激しい誹謗中傷を受けていたという/Etsuo Hara/Getty Images

死亡したプロレスラーの木村花さん。SNS上で激しい誹謗中傷を受けていたという/Etsuo Hara/Getty Images

(CNN) プロレスラーで、テレビ番組「テラスハウス」に出演していた木村花さん(22)が死亡したことを受けて、日本政府はインターネット上の誹謗(ひぼう)中傷への対応を呼び掛けている。

所属団体の「スターダム」が木村さんの死亡を確認した。スターダムは声明で、木村さんの死去を伝えることについて非常に残念だと述べた。詳細についてはいまだ把握できていない部分もあり、調査に協力しているとしたほか、所属選手の心のケアに努めるとしている。

木村さんは死亡する前、SNSで、自身や猫の写真に「愛してる、楽しく長生きしてね。ごめんね。」と投稿していた。

木村さん死去の報道は日本社会やテラスハウスのファンに衝撃を与えた。多くの人が指摘するのは、木村さんがここ数カ月の間、SNS上で大量の誹謗中傷にさらされていたということだ。

木村さんへの批判が高まったのは、3月31日の回で木村さんが他の出演者と口論になった場面が放送された後のことだった。

高市早苗総務相はネット上でのいじめに対する規制の検討について、スピード感をもって進めたいとの考えを示した。中傷や名誉毀損(きそん)を含む投稿の場合、利用者の身元を特定できるか検討を行うという。

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