大人になってからのいじめにどう対処すべきか

PeopleImages/E+/Getty Images

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(CNN) いじめとは何か。スタンフォード大学工学部教授で経営科学が専門のロバート・サットン氏は、人が定期的に、虐げられている、屈辱を受けている、活力を奪われている、軽く見られていると感じる行為と定義する。

サットン氏は、人々にこのような感情を抱かせる行為の例として、個人への侮辱、こばかにしたような冗談、脅迫、公共の場で恥をかかせる行為、無礼な妨害行為、個人の空間への侵入、一方的な個人的接触などを挙げる。

サンフランシスコ郊外にあるフットヒル・カレッジの教授で、コミュニケーションが専門のプレストン・ニー氏は、大人のいじめには以下の5種類があることを割り出した。

具体的な/有形のいじめ

このいじめの加害者は、企業における上司や幹部の立場といった正式な権力や、法的権限、資金管理権といった実体的な権限を利用して他人を威嚇する。

言葉によるいじめ

このいじめは、言葉によって人の名誉を傷つけたり、侮辱する行為で、加害者は、批判的な言動を繰り返したり、敵意を持ってちょっかいを出すことが多い、とニー氏は説明する。また性差別的、人種差別的な発言や、同性愛嫌悪の言葉、脅迫的な言葉を浴びせることもある。

受動攻撃性のいじめ

このいじめは、いじめているように聞こえない可能性もあるが、ニー氏によると、ある意味、最もずるいいじめだという。この種のいじめの加害者は、表面的には親切にふるまうが、それとなく相手を傷つける。

被害者を冷やかす内容の毒のある陰口、冗談、皮肉などがその例だ。受動的いじめの加害者は、相手をじろじろ見つめたり、顔に無礼な表情を浮かべたり、被害者のささいな仕草をまねたりしてからかう。また、被害者を社会生活や職場で孤立させ、不安や懸念を抱かせる。

ネット上のいじめ

ネット上のいじめは今日の非常に大きな問題であり、傷つきやすい若者にとって命に係わる重大な結果を招く恐れがある。成熟し、感情的に安定した大人でさえ、嫌がらせのテキストメッセージ、メール、ソーシャルメディアの犠牲になりかねない。また、いわゆる「なりすまし」もネットいじめの新たな手法であるとニー氏は指摘する。

身体的ないじめ

身体的ないじめは、あたかも殴るかのように拳を振り上げるなど、暴力を振るう「ふり」から、物を投げつける行為、さらに身体的な虐待や性的虐待、家庭内暴力などの暴力行為に至るまで多岐にわたる。

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