パラグアイ当局、ロナウジーニョ氏を摘発 「偽造」パスポートで入国か

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サッカー元ブラジル代表のロナウジーニョ氏が偽造パスポート所持の疑いで摘発された/NORBERTO DUARTE/AFP via Getty Images

サッカー元ブラジル代表のロナウジーニョ氏が偽造パスポート所持の疑いで摘発された/NORBERTO DUARTE/AFP via Getty Images

(CNN) 南米パラグアイの検察当局は5日、サッカーの元ブラジル代表で活躍したロナウジーニョ氏を、兄とともに偽造パスポートで入国した疑いで捜査していることを明らかにした。

フェイスブックでの声明によれば、検察と国家警察が4日、ロナウジーニョ氏が利用した首都アスンシオン近郊のホテルの部屋とゴルフクラブを捜索した。

ロナウジーニョ氏の弁護士は、4日にブラジルのメディアの取材に答え、誤りがあったことは間違いないとしたうえで今後詳細が明らかになるとの見通しを示した。

パラグアイの地元メディアによると、ロナウジーニョ氏と兄のアシス氏は5日、裁判所に出廷した。検察は、捜査員が両氏名義の身分証とパラグアイのパスポートを押収したとしている。

検察はフェイスブックへの投稿で、ロナウジーニョ氏とアシス氏が商用機で入国したと説明。入国に使用したパラグアイのパスポートには虚偽の内容が記載されていたという。

パラグアイ当局は両氏のブラジルのパスポートについて、財務上の問題を受けて当局に押収されたとみていたが、その後把握したところによると、実際にはこれらのパスポートは2019年10月に両氏の下に返還されていた。

パラグアイ検察は、ブラジルの当局の話として両氏が正規のパスポートでブラジルを出国したとしている。パラグアイでロナウジーニョ氏らを弁護する弁護士は地元メディアに対し、ロナウジーニョ氏が「状況について懸念している」と伝えた。

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