スペイン、ロシアにPK戦で敗れる イニエスタが代表引退を表明

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スペイン代表がPK戦でロシアに敗れ、決勝トーナメント1回戦で姿を消した

スペイン代表がPK戦でロシアに敗れ、決勝トーナメント1回戦で姿を消した

(CNN) サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会は1日、決勝トーナメント1回戦のスペイン対ロシアが行われ、PK戦の末に格下とみられていたロシアがスペインを破って8強入りした。旧ソ連時代には8強入りしたこともあったが、ロシア代表としては初の1回戦突破となった。

CNNの記者によれば、試合終了から1時間半が経過しても、サポーターがスタジアムの外で勝利を祝う姿がみられたという。

W杯を制したこともあるスペインがボール支配率も高く全体を通じて試合を優位に進めた。

先制点はスペイン。前半12分にオウンゴールで1-0とリードした。ロシアも、前半終了間際にジュバがPKを決めて同点に追いつく。

1-1のまま試合は推移し、延長でも決着がつかずにPK戦に突入。PK戦ではロシアのGKアキンフェーフがシュートを2本止める活躍をみせ、強豪スペインを退けた。

今回のW杯に参加した32カ国のうち、ロシア代表は世界ランキングが最下位で、史上最も弱い代表だとする声もあった。しかし、1次リーグでは3試合で8得点を挙げるなど素晴らしい成績で決勝トーナメントに進出。決勝トーナメント1回戦ではスペインを破った。

決勝トーナメント敗退を受け、スペインのイニエスタが代表からの引退を表明した。代表として131試合に出場したイニエスタは、「ときとして、最後は夢見たとおりにはならない」「キャリアの中で最も悲しい日」と語った。

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