女性記者がセクハラ男を一喝、中継中の被害相次ぐ W杯

中継中の女性記者に男がキスをしようとする様子=24日

中継中の女性記者に男がキスをしようとする様子=24日

(CNN) サッカー・ワールドカップ(W杯)の会場前で現地の様子を中継していたブラジルのテレビ局の女性記者が、画面に割り込んで自分にキスしようとした男を一喝する出来事があり、毅然とした対応に称賛が集まっている。

ブラジルのテレビ局でスポーツを担当するジュリア・ギマラエス記者は24日、ロシア・エカテリンブルクの会場前で現地の様子を伝えていた。そこへ突然、1人の男が割り込み、カメラに向かって話していたギマラエス記者の頬にキスしようとした。

とっさに身をかわしたギマラエス記者は、引き下がった男に向かって「こんなことしないで! 二度としないで」と一喝した。映像には男の謝る声も収録されている。ギマラエス記者はさらに、「こんなことはさせないから、絶対に。OK? 失礼だし、間違ってる」「こんなことを女性に対してしないこと。OK? 尊重しなさい」と語気を強めた。

ギマラエス記者はツイッターへの投稿で、「どんな言葉を選べばいいのか分からない。幸いなことに、ブラジルではそんな経験はしたことがない。ここでは2度も起きた。悲しい! 恥ずべきこと!」とコメントした。

ロシアではモスクワで開かれたロシア対エジプトの初戦でもセクハラの被害に遭ったとギマラエス記者は訴え、ほかにもジロジロ見られたり不快な歌を聞かされるなど、何度も迷惑行為に遭遇したと話している。

SNSではギマラエス記者の行動について、「嫌がらせに対する戦いは、私たち全員のもの」「女性尊重のメッセージが印象付けられた。あの状況に対する彼女の対応を称賛する」といった声が相次いだ。

W杯の中継では1週間前にも、コロンビアの女性記者がサランスクで中継中に、男に胸をつかまれて頬にキスされる性的暴行の被害に遭っていた。

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