ジョン・レノンの盗まれた日記、11年ぶりにドイツで発見

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故ジョン・レノンさんの遺品が11年ぶりにベルリンで見つかった

故ジョン・レノンさんの遺品が11年ぶりにベルリンで見つかった

ロンドン(CNNMoney)  独ベルリン警察は21日、ビートルズの故ジョン・レノンさんの遺品が同地で見つかったと発表した。本人の日記を含むこれらの遺品は、10年以上前に米ニューヨークで盗まれたものだった。

発見されたのは、2006年に妻オノ・ヨーコさんから盗まれていたレノンさんの遺品100点あまり。日記には、レノンさんが殺害された当日のことも記されていた。

ほかにはタバコ入れや、トレードマークだった円形のめがねと1978年の処方箋(せん)、1965年に行われたビートルズのコンサートのオリジナル・レコーディングなどもあった。

ベルリン警察はニューヨークの自宅でオノさんから事情を聴き、遺品が本物であることを確認。この時のオノさんの様子について、「目に見えて心を動かされた様子で、本物に間違いないと確認した」としている。

この事件に関連して警察は20日、詐欺や盗品売買に関与した容疑で58歳の男をベルリンで逮捕した。もう1人の容疑者はトルコにいるため、ドイツの警察には接触できないという。

摘発のきっかけは、数カ月前にオークション会社が経営破綻(はたん)したことだった。遺品は一部を警察が押収したほか、逮捕された容疑者の車からも見つかった。

遺品がオノさんの元に戻るかどうかははっきりしない。警察は、まだ捜査が続いている段階で、証拠品を手放せるかどうか判断できないとしている。

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