「ジョン・レモン」名の飲料販売に反発、オノ・ヨーコさん

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ロンドン(CNNMoney) ビートルズの故ジョン・レノンの妻オノ・ヨーコさんがポーランドの新興企業が欧州内で売り出していた「ジョン・レモン」ブランドのレモネードの販売差し止めを求める訴訟をこのほど起こした。

オランダ・ハーグへの訴訟は今年4月だったが、同社は最近、法廷外の和解に達したと発表。ブランド名を今後、「On Lemon」にすると述べた。

同社は当初、亡き夫の思い出につけ込んでいるなどとしたヨーコさんの訴訟の理由に反発。しかし、裁判手続きに伴う非常に高額なコストを避けるため和解に努めたと述べた。

和解内容によると、「ジョン・レモン」名で残っている商品は今年10月一杯まで販売可能となっている。和解の金銭的な条件は伝えられていない。

この新興企業の弁護士によると、同社は家族経営の小さい会社で、大企業並みの経営基盤は有していない。ブランド改名も金銭的に大きな負担と説明している。同社創設は2012年で、「ジョン・レモン」名の各種ドリンクを計14カ国で売っているという。ドリンクは桃、プラムやルバーブなどを加工したものなどが含まれる。

一方、ヨーコさんの代理人は、同社はジョン・レノンの肖像、愛用の丸メガネや「Let It Be」「Imagine」などの言葉を許可なく引用していたと主張。「誰もが権利の侵害行為と見なすだろう」と説明した。

ヨーコさんとジョン・レノンは1969年に結婚していた。

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