アメリカ杯、初優勝狙う英ランドローバー・BAR 躍進支える自動車技術

福岡で開催されたWSの期間中、クルーが相撲部屋の稽古を見学した際の様子

福岡で開催されたWSの期間中、クルーが相撲部屋の稽古を見学した際の様子

エインズリー氏は、13年に米サンフランシスコで行われた第34回アメリカ杯で1勝8敗の状態から逆転優勝を果たしたオラクル・チーム・USAの一員だったものの、8000万ポンド(約115億円)のシンジケートを組んだ自身のチームを運営するのは全く異なる経験だった。

エインズリー氏は日本の福岡で11月に行われたWSを9戦4勝の成績で制した後、BARのウェブサイトの取材に、「新しいチームにとっては信じられないくらいタフな戦いだった」と述べた。

「対戦相手に比べて比較的短い時間でこうしたインフラを作り上げ、協力関係を構築しなければならなかった」

ホップカーク氏は「過去にアメリカ杯を初出場で制したのは1チームしかない。彼らは前回大会の優勝チームから鍵となるメンバーを起用することでそれを成し遂げた」「この種の技術をゼロから構築するためには多くの時間がかかる。また我々には非常に経験豊富な競争相手がいる。我々は謙虚な気持ちでやっている」と述べる。

ただ、もし初出場初優勝を成し遂げることができる人物がいるとすれば、それはエインズリー氏かもしれない。五輪で4個の金メダルを獲得したセーラーは史上わずか2人しかいないが、同氏はそのうちの1人。

「彼は信じられないくらい賢い人物であり、極めて才能あふれるセーラーだ。それに彼の周囲には素晴らしいチームがいる」。こう述べるのはアメリカ杯の最高経営責任者(CEO)、ラッセル・クーツ氏だ。クーツ氏はアメリカ杯の歴史の中で最も成功を収めた操舵手で、1995年大会と2000年大会、03年大会で14戦全勝を成し遂げた記録は誰にも並ばれていない。

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