北朝鮮の「暗殺」映画、劇場に行列

ニューヨーク(CNNMoney) 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)第1書記の暗殺を題材にしたソニー・ピクチャーズエンタテインメントの映画「ザ・インタビュー」が25日、米国の独立系映画館331館で公開された。上映館の前には観客が行列を作り、一部では前売り券が売り切れる超話題作となっている。

同作品は当初、全米3000あまりの映画館で上映される予定だったが、テロ予告を受けて大手映画館チェーンが軒並み公開を中止。ソニー・ピクチャーズもいったんは公開を見合わせると発表したが、表現の自由が脅かされるとの懸念からオバマ大統領にも批判され、一転、独立系の映画館での公開に踏み切った。

ロサンゼルスの映画館では主演俳優のセス・ローゲンが登場。「このような映画館と、あなた方のような観客がいなければ(上映は)実現しなかった」と語りかけた。

ニューヨーク市内の映画館前に行列したファンからは、同作品を観るのは表現の自由を守るための「愛国者の義務」だという声も。先頭に並んだ男性は「これは憲法を祝すもの。どんな意見でも表現できると見せつけることがとても大切だ」と話した。

作品そのものに対する論評はまちまちだが、北朝鮮はこの映画を「米国による戦争行為」と呼んで強く非難。ソニー・ピクチャーズに対する一連のサイバー攻撃は北朝鮮の仕業とする見方が広がった。

しかし映画館に対するテロ予告について、観客の男性は「信憑性のある脅迫とは思えない」と一蹴。映画ファンの間では不安よりもお祭りムードの方が大きい様子だった。

米連邦捜査局(FBI)や各地の警察は、映画館と連携して安全確保に当たっている。

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