ボルト、16年五輪後に引退へ

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ウサイン・ボルトが2016年のリオデジャネイロ五輪後に引退すると表明

ウサイン・ボルトが2016年のリオデジャネイロ五輪後に引退すると表明

(CNN) 陸上男子100メートル、200メートルの世界記録を持つジャマイカのウサイン・ボルト(27)が4日、ブラジルのリオデジャネイロで開かれる2016年の五輪後に引退する考えを明らかにした。

ボルトは6日の大会出場のため滞在中のベルギー・ブリュッセルで記者団に対し、「(16年五輪に)出場してやるべきことをやれば、ずっとトップを独占したまま引退するいい潮時になると思う」と表明。「アリやペレなど偉大な選手たちの仲間入りをしたければ、引退するまで独占を続けなければならない」と語った。

100メートルと200メートルの世界記録を持ち、五輪や世界選手権でこれまでに獲得した金メダルはリレーも含めると14個。しかしそうした中で目標を見失いつつあったと告白し、「自分を駆り立てる目標が見つからなかった」「自分の本当の望みは何なのか。この競技で自分にこれ以上何ができるのかと自問した」と打ち明けた。

タイソン・ゲイや同じジャマイカのアサファ・パウエルなど、陸上選手の薬物使用疑惑が次々に浮上する中で、ボルトは薬物の陽性反応が出たことはなく、常に自分はクリーンだと言い続けてきた。

その性格からファンやスポンサーの人気も高く、英ヴァージン・グループのコマーシャルに出演しているほか、プーマ、サムスン電子、日産自動車などがスポンサーとなっている。

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