最大の犠牲は「家族と離れて暮らすこと」 ベッカム選手が心境語る

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米国でも活躍したベッカム選手

米国でも活躍したベッカム選手

「私たちが引き止めなければならないこともある。何をやってもいいというわけではないと、言い聞かせなければならない。でも実際には、子どもたちがやりたいことの99%まではやらせている。普通の生活をしてほしいからね」と、父親らしい心情をのぞかせる。

家族との時間を少しでも確保するため、定期的にロンドンとの間を行き来する。PSGのケライフィ会長やアンチェロッティ監督からは最近、ベッカムの契約延長を望むとの発言が相次ぎ、5月以降もこの生活が続く可能性が出てきた。

「英プレミアリーグなら古巣のマンチェスター・ユナイテッド以外のチームでプレーする気はない」と断言しているベッカムにとって、短時間のフライトで帰省できるパリは、現時点で最善の選択といえるかもしれない。「パリは素晴らしい街。素晴らしい文化もある」と、力を込める。

イングランド代表に復帰する可能性については、「代表を引退していないのはチャンスがあれば応じたいと考えているからだ」と話し、「もうすぐ38歳で、可能性はとても低いが、先のことは分からないからね」とほほ笑んだ。

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