首都近郊のホテルに空爆、宿泊客ら48人死亡 イエメン

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サヌアから数キロ離れた空爆の現場

サヌアから数キロ離れた空爆の現場

イエメン・サヌア(CNN) イエメンの当局者は23日、首都サヌア郊外のホテルがサウジアラビア率いる有志連合の空爆で破壊され、ホテルの宿泊客など少なくとも48人が死亡したと発表した。

サヌアの治安当局者によると、犠牲者の大半は商業を営む民間人だった。サウジ当局者のコメントは現時点で得られていない。

地元住民によれば、ホテルで死亡した犠牲者のほとんどは、就寝中にがれきの下敷きになった。

イエメン保健省は、同国内で20回を超す空爆が行われ、少なくとも26人が負傷したと報告。内務省によると、有志連合がサヌアの別の場所で行った空爆では、イランが支援する反政府武装組織フーシの戦闘員7人が死亡した。

イエメンでは、フーシが政権を崩壊させ、サウジ率いるアラブ有志連合がフーシの掃討作戦を展開。有志連合と反政府勢力の戦闘が続く中でテロ組織が活動を活発化させ、市民が巻き添えになっている。

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