NYのシェフお薦めの昆虫食、コオロギのチャーハンやクモの天ぷらも

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コオロギが盛られた卵/Brooklyn Bugs

コオロギが盛られた卵/Brooklyn Bugs

昆虫食を試したいと思ってもどうすればいいか分からないという人に対してユンさんが勧めているのは、自分の好きな料理に昆虫を取り入れることだという。「新しい材料を使った新しい料理を考える必要はない。もし私のようにチャーハンを作るのが好きな人なら、私はコオロギでチャーハンを作るのが大好きだし、マカロニチーズにコオロギを乗せるのも大好き。チーズソースにコオロギパウダーをかけてもいい」

欧米でも昆虫食に対する見方を変えさせようとする取り組みは始まっている。12年には米国人起業家のパトリック・クロウリーさんがコオロギ粉を使ったプロテインバーを米国で発売。カナダでは14年に食用昆虫農場がオープンした。

昆虫食推進団体によると、19年には欧州で約900万人が昆虫や昆虫派生製品を消費した。消費者は30年までに3億9000万人に増えると予想している。

「1匹の昆虫が変化を起こせるのか。1人の人間が変化を起こせるのか」とユンさんは問いかける。「私たち1人ひとりに責任がある。1週間に1回、昆虫食を取り入れれば、大きな変化を生み出せる」

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