「自分のデスクで昼食」が合法に、コロナ対策で労働法緩和 フランス

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新型コロナウイルス対策の一環で、オフィスで働くフランス人は自分のデスクで合法的に昼食を取ることができるようになった/Shutterstock

新型コロナウイルス対策の一環で、オフィスで働くフランス人は自分のデスクで合法的に昼食を取ることができるようになった/Shutterstock

パリ(CNN Business) フランスで新型コロナウイルス対策の一環として、オフィスで働く従業員の多くが、法律に触れることなく自分のデスクで昼食を取ることができるようになった。

14日の政令によると、職場のデスクで昼食を取ることを禁じた法律が、一時的に緩和された。

フランスでは長年にわたり、昼休みは神聖な時間とみなされてきた。食文化の大切さを反映する措置として、労働法では雇用主に対し、従業員が職場で食事することを認めてはならないと定めている。

新型コロナが流行する以前は、近くのビストロで同僚とコースの食事を楽しむのが一般的だった。フランスのメディアは、自分のデスクでサンドイッチを食べる不幸な従業員のイメージを放映していた。

デスクランチ禁止規定の一時的な緩和は、オフィスの従業員が50人を超え、食堂が他人との十分な距離を確保できない配置になっている場合に適用される。マスクを着けていない時は、他人との間に1メートル以上の距離をあける必要がある。

フランスでは新型コロナの感染拡大防止策として、飲食店が昨年10月下旬から閉鎖され、全土で午後6時以降の夜間外出禁止令が続いている。

ワクチンは220万人あまりが1回目の接種を、約65万人が2回目の接種を受けた。

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