抗体治療薬をゴリラに、コロナ感染症から全快の見通し 米動物園

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高齢で基礎疾患もある「ウィンストン」に対して、抗体治療薬などが投与された/From Ken Bohn/San Diego Zoo Global

高齢で基礎疾患もある「ウィンストン」に対して、抗体治療薬などが投与された/From Ken Bohn/San Diego Zoo Global

(CNN) 米カリフォルニア州のサンディエゴ動物園で新型コロナウイルス感染が確認されたゴリラ8頭のうち、高齢の1頭に抗体治療薬が投与された。経過は順調で、8頭とも全快する見通しだという。

サンディエゴ動物園では今月、8頭のゴリラが軽いせきや鼻づまり、鼻水などの症状を示し、新型ウイルス感染の検査で陽性となった。スタッフの中にいた無症状の感染者からうつった疑いがある。

発表によると、このうちの1頭「ウィンストン」は高齢で基礎疾患もあるため、獣医チームが診察したところ、肺炎と心臓の異常が確認された。

そこで抗体治療薬と心臓の薬、抗生物質が投与された。いずれも人体への使用が許可されていない供給分を使ったという。

抗体治療薬は新型ウイルス感染症の患者に投与するとウイルス量が減り、入院や死亡の確率が下がると報告されている。獣医チームは、これがウィンストンの回復を助けた可能性もあるとみている。

動物園によれば、8頭は現在食欲もあり、元気に活動している。

獣医チームは世界各地の専門家らと協力して、動物向けの新型ウイルスワクチンを確保できるよう調整を進めている。限られた量のワクチンを園内のどの動物に接種するかについても、検討を始めているという。

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