巨大マグロを医療従事者に寄付、日系人漁師の善意受け継ぎ ハワイ

合計でおよそ100キロのキハダマグロ2匹が調理されて地元の病院に寄贈された/Courtesy Red Sea Ocean Adventures

合計でおよそ100キロのキハダマグロ2匹が調理されて地元の病院に寄贈された/Courtesy Red Sea Ocean Adventures

(CNN) 米ハワイ州で男性5人のグループが総重量約100キロのキハダマグロ2匹を釣り上げ、新型コロナウイルス対応の最前線にいる医療従事者に寄付した。善意のきっかけになったのは、104歳で亡くなった日系人漁師の活動だった。

巨大マグロを仕留めたのは現地のダイビング番組のプロデューサー、カイル・ナカモトさんなど5人のグループ。釣り上げたマグロは2匹合わせて重量約100キロもあった。

マグロは海産物の流通業者に加工してもらい、調理を済ませて30あまりの容器に入れ、ホノルル市内の2つの病院に届けた。受け取った病院はそれぞれ感謝のコメントを発表している。

ナカモトさんのグループが触発されたのは、地元の漁師、セツオ・トドロキさんだった。トドロキさんが、いつも捕れた魚を必要としている人に善意で寄付していることを知って感銘を受け、自分たちも地域社会の役に立ちたいと考えたという。

セツオ・トドロキさんは釣った魚を必要としている人たちに提供していたという/Courtesy Red Sea Ocean Adventures
セツオ・トドロキさんは釣った魚を必要としている人たちに提供していたという/Courtesy Red Sea Ocean Adventures

「彼は4月に亡くなった。今回のプロジェクトに着想を与えてくれた人だった。私たちはその遺産を受け継いだ」とナカモトさん。「これは素晴らしいチャンスだった。キハダマグロ2匹を丸ごと寄付できるのはすごいことだし、最高級のマグロだった。私たちはただ、地元の病院で私たちのために働いてくれている人たちに感謝の気持ちを伝えたかった」と話している。

マグロを受け取った医療従事者の人々/Courtesy Red Sea Ocean Adventures
マグロを受け取った医療従事者の人々/Courtesy Red Sea Ocean Adventures

一行はマグロを釣り上げる場面の映像も撮影し、ナカモトさんの番組で現地時間の2日に放送する。

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