米労働者4人に1人が失業保険申請、新型コロナ感染拡大で

米国で失業保険の申請件数が4000万件を超えた/Justin Heiman/Getty Images

米国で失業保険の申請件数が4000万件を超えた/Justin Heiman/Getty Images

(CNN) 米労働省は31日までに、新型コロナウイルスの影響で経済活動が収縮する中、失業保険を初めて申請した労働者は4000万人以上に達したと報告した。労働者4人のうち約1人の計算となる。

同省が今月28日午前に発表した報告によると、失業保険の適用を先週初めて求めた人数は210万人。申請者が数百万人規模となったのは10週連続となった。今回のコロナ禍の以前に、1週間で100万人を超える事例は記録されていないという。

各州政府の労働行政部門も数百万件規模の失業保険申請の処理に手こずっている。新型コロナ危機前の処理件数は1週間当たり約20万件だった。

エコノミスト、政治家や労働者らは経済活動が正常化すれば雇用も戻るとの期待が強い。ただ、経済活動の再開の過程などにはばらつきも予想され、各州に差が出ることも考えられる。

また、業種別の違いも予測される。接客サービス業界は新型肺炎の影響が長期にわたると想定されている。今年4月に発生した新たな失業者数の大部分はこの業界で生まれていた。バーやレストランでの人出が以前のように戻るには一定の時間が必要と受けとめられている。

失業保険の申請件数は失業者数と同一になるわけではない。しかし、複数のエコノミストは失業率は今月、再び上昇すると予測。今週発表される雇用情勢報告では約20%の失業率も見込んでいる。4月は14.7%だった。

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