振り込め詐欺の被害に遭う高齢者、認知症の兆候の可能性 米研究

判断力の衰えは、認知症の症状としての記憶力低下より前に表面化する可能性がある

判断力の衰えは、認知症の症状としての記憶力低下より前に表面化する可能性がある

死亡した患者については脳の解剖も行うなどして調べた結果、調査を開始した段階で詐欺に対する認識が低かった高齢者は、アルツハイマー病や認知症、軽度の認知障害のリスクが高いことが分かった。

金銭に関する判断力の低さや、日常生活の中の複雑な作業がうまくこなせないなどの症状は、記憶力の低下といった明らかな認知症状を発症する前に表れる可能性があると、ラッシュ大学のパトリシア・ボイル氏は解説する。

セントルイス大学病院のサンフォード氏は、認識機能障害について早期の検査を実施すれば、詐欺の被害は防止できる可能性があると指摘する。

サンフォード氏の患者の女性は記憶力の検査では高い点数を獲得していたが、脳内の病変が判断力に影響を及ぼしていた。

早い段階で認識機能障害の検査を実施すれば、早くから問題を認識して医師や家族にとっても助けになり、被害の防止につながるとサンフォード氏は話している。

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