「退屈で死にそう!」、89歳の求職広告が話題に 英

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1946年、空軍の無線通信士を務めていたころのバートレーさん

1946年、空軍の無線通信士を務めていたころのバートレーさん

バートレーさんは空軍の一員で、無線通信士として勤務していた。1945年の5月、18歳のときに召集を受けたという。46年から48年まで無線通信士として働きいったん軍を離れたあと、9年後に陸軍に再入隊した。バートレーさんによれば、民間人の生活に退屈しつつあったという。

バートレーさんは約2年前に妻のカサンドラさんを亡くして以来、1人で暮らしている。「家の中に入ると、独房に足を踏み入れたような気がする。話し相手が誰もいなくて」

子どもはおらず、カサンドラさんの親族と定期に連絡を取ることはないが、求職広告がメディアで取り上げられたおかげで、旧友の何人かとは再び連絡がついたという。

今のところ、仕事を引き受けてはいないが、家の外に出て、新しい人々と出会うことを楽しみにしているという。

似たような境遇の退職者にアドバイスはと尋ねると、「ただそこに座って退屈なんてしてないで、何かに挑戦してみよう」という答えが返ってきた。

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