超巨大ブラックホール発見、太陽の120億倍の質量

超大質量ブラックホール(イメージ図)=NASA/JPL-Caltech提供

超大質量ブラックホール(イメージ図)=NASA/JPL-Caltech提供

(CNN) 質量が太陽の120億倍もある超巨大ブラックホールが見つかったとして、中国・北京大学などの研究チームが英科学誌ネイチャーに論文を発表した。

このブラックホール「SDSS J0013.02」はビッグバンの約9億年後に形成され、これまでに見つかった同じ年代のどのブラックホールよりも巨大だという。

「創世から10億年もたたない宇宙におけるこのようなブラックホールの存在は、ブラックホールの形成と成長に関する説、ブラックホールと銀河の共同進化説に疑問を投げかけるものだ」と研究チームは指摘する。

論文は北京大学や米アリゾナ大学などの研究チームが共同で発表した。北京大学の研究者が雲南省にある望遠鏡で最初にブラックホールを発見し、世界各地の望遠鏡を使って観測を進めたという。

これほど巨大になった理由については、このブラックホールが「宇宙創世期で最も明るいクエーサー」のエネルギー源になっていて、クエーサーの中央で短期間に巨大な質量をたくわえたとする説を紹介している。

また、非常に巨大な星雲が崩壊してブラックホールが形成されることもあるという。

「宇宙創世期におけるブラックホールの形成や成長についてはまだほとんど分かっていない」と研究者は解説している。

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