米マクドナルド、近年最大のメニュー刷新 「マックバリュー」導入

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米マクドナルドは新メニュー「マックバリュー」での顧客の取り込みに期待を寄せる/Mario Tama/Getty Images

米マクドナルドは新メニュー「マックバリュー」での顧客の取り込みに期待を寄せる/Mario Tama/Getty Images

ニューヨーク(CNN) 米マクドナルドは22日、お手頃価格の新メニュー「マックバリュー」を発表した。価格上昇で遠のいた客足を呼び戻す狙いがある。

マックバリューは来年1月7日から米国内の店舗で投入される。目玉となるのは、今年公表された人気の5ドルセット。このほか、朝食を含め、1品購入するともう1品を1ドルで追加購入できるオプションも導入する。

マクドナルドは数四半期連続で業績不振が続いた後、成長の再加速を試みている。同社によると、コスト高騰に伴い過去5年でメニュー平均価格が約4割上昇したことで、財布のひもが堅い顧客の目には、マクドナルドの価値が薄れて映っているという。

マクドナルド米国法人のジョー・アーリンガー社長は声明で、「価値に関して万能の解決策がないことは分かっている。我々はフランチャイズ店と緊密に協力し、顧客が自らの条件で価値を定義できる新プラットフォームを創出していく」と説明した。

マクドナルドは10月に起きた大腸菌の集団感染で売り上げや客足が落ち込む前は、一定の進展を遂げていた。先週には、感染騒ぎの影響を受けたフランチャイズ店を対象に、1億ドル規模のマーケティングや支援を投入すると発表した。

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