米ノババックスのワクチン、米・メキシコの治験で有効性90.4%
(CNN) 米ノババックスは14日、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、米国とメキシコで行われた第3相臨床試験(治験)で90.4%の有効性が示されたと明らかにした。
ノババックスによれば、追加の分析が行われており、出版のため査読が行われる医学誌に提出される見通し。
ノババックスの研究・開発部門の責任者グレゴリー・グレン博士はCNNの取材に対し、英国で行われた第3相治験で示された有効性と安全性プロフィルと一致しているようだと述べた。
グレン博士は「異なった大陸、異なった人口、流行している異なったウイルスだが、それでも非常に素晴らしい有効性がみられる」と述べた。
今回の治験は昨年12月に始まり、米国の113カ所、メキシコの6カ所で2万9960人が参加した。偽薬が投与される参加者と、21日の間隔をあけて2回の接種を受ける参加者がいた。